2014年10月5日日曜日

考現学って?

「考現学って?」と思っている人も多いかもしれません。
“学”ってなっているからムツカシイもの、って思われるかもしれませんが、(ムツカシイ学問としてやっている人もいますが)もともとは身の回りのさまざまなことに興味を持ってスケッチしたり写真を撮ったりして、自分なりのブンセキをして悦にいるものです(^^;

日本では今和治郎(こんわじろう)や吉田謙吉がその始まりとして有名です。
今は戦後のバラックから復興する世間を見つめてその文化風俗をスケッチしています。
私自身はまず赤瀬川源平氏のトマソンとか、南伸坊氏のハリガミ考現学で興味を持ちました。
トマソンってなんぞや?と思うかもしれませんね。ただしくは「超芸術トマソン」というようですが、70年代に赤瀬川氏らがまち中で発見した藝術的なもの…たとえば建物を改築したために無用になった階段やドアの跡などいまでは利用価値はないような無用の長物だけど気になるもの(今で言うとナニコレ)を記録していきました。
気にある方は、『超芸術トマソン』ちくま文庫をお読みください。

会場には私の持っていたソレ関係の本、林丈二氏の猫シリーズも閲覧用に置く予定です。
ぜひ読みに来てください。

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