2014年10月20日月曜日

芸工展2014 キレイ←→キタナイの考現学(7)




「飾り捨てるわたしたち」
イスタンブールで撮影した三匹の犬で締めくくりました。
これは鑑賞者の皆さんも「かわいい」と思ってくれます。
犬の所作が可愛いからということもありますが、見事なまでの配置だからではないでしょうか。
気になる配置、スッキリとする配置…それが缶やペットボトルの捨て方にも現れると思うのです。

採集をしているとこうした傾向はなんとか言葉にならないか…と考えるようになりました。

捨てたものによってその空間がしっくりくる…と思うのはなぜでしょうか。
そこでおんなじようなことを違う目線で言わんとしている人を探してみたのです。
「美的感覚」を「言葉」で説明しようとしている人がいました。「飾り捨て」を言葉で説明するためのカギになってくれそうです。
『ザ・ネイチャー・オブ・オーダー -建築の美学と世界の本質- 生命の現象』 http://www.kajima-publishing.co.jp/cgi-local/www/search222.cgi?A=detail&isbn=isbn9784306045934&db=book

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